折り上げ天井とは?メリット・デメリットや設置にかかる費用を解説

折り上げ天井とは、天井の中央部分を周囲より一段高く仕上げている天井のことを指します。天井を折り上げ天井にすることで、空間に開放感が生まれます。今回は折り上げ天井のメリットやデメリット、設置にかかる費用の相場について解説します。
「折り上げ天井」をご存知でしょうか?
折り上げ天井は部屋を広く見せることができるデザイン性の高い天井で、洋風の建物はもちろん、和風の建物にもフィットします。
今回は折り上げ天井のメリットやデメリット、設置にかかる費用の相場について解説します。
折り上げ天井とは
折り上げ天井とは、天井の中央部分を周囲より一段高く仕上げている天井のことを指します。
天井の一部分に奥行きが生まれるだけで、部屋をより広く、開放感のある空間にすることができます。
折り上げ天井のメリット
折り上げ天井のメリットは、言うまでもなく部屋に開放感が生まれることです。
構造上、天井を高くすることができない部屋や、狭い部屋でも空間を広く見せたい場合には、折り上げ天井を設置することでカバーできます。
また折り上げ天井にすることで部屋の採光性も高くなるため、通常の天井よりも明るい部屋になります。
さらに、折り上げ天井を設置することで、現代的でスタイリッシュな雰囲気を演出できることもメリットの1つです。
折り上げ部分の素材や色を周囲の天井と変えたり、アクセントとして化粧梁を取り付けたりして、メリハリのある部屋になります。
折り上げ天井のデメリット
折り上げ天井のデメリットとして注意すべき点は、角にホコリが溜まりやすいことです。
お部屋のアクセントとなる反面、ホコリや汚れが目立ってしまうため、こまめに掃除するようにしましょう。
もうひとつのデメリットとしては、家の構造次第では、折り上げ天井の2階部分の天井を低くしなければならないことです。
折り上げ天井を設置するにあたっては、2階部分がどのような影響を受けるのか、施工業者に確認しておくことをおすすめします。
折り上げ天井を設置する費用
折り上げ天井はデザイン性が高いため、施工費用も高いというイメージがありますが、実は比較的安価で設置することができます。
天井を折り上げ天井にする費用は、1㎡あたり1万2,000円です。
折り上げ部分の面積は3㎡~5㎡が平均ですので、3万6,000円~6万円が費用の相場となるでしょう。
ただし、化粧梁を設置したり、照明や素材にこだわったりすると、追加の費用がかかります。
まとめ
折り上げ天井のメリット・デメリットと、設置にかかる費用を解説しました。
折り上げ天井の工事を検討するときは、なるべく複数の業者に見積もりを依頼する「相見積もり」をおすすめします。
時間と手間はかかりますが、費用やプランを比較検討することで、結果として施工費用を安くできますよ。
この記事を書いた人
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