リビングにこだわりの本棚を設置するリノベーションについて解説

リビングの壁面を利用したインテリア性の高い本棚には、「造り付けタイプの本棚」と「ビルトインタイプの本棚」の2種類があります。今回はリビングの壁面をリノベーションして本棚にする場合の注意点や費用について解説します。
本が好きな方は、ついつい増えてしまう本の収納にお悩みではありませんか?
今回はこだわりの本棚をリビングに設置するリノベーションについて、本を収納するだけでなく、インテリアとしても活用できる「造り付け本棚」と「ビルトイン本棚」の2種類の本棚をご紹介します。
リビングを造り付け本棚にリノベーション
造り付け本棚とは、色やサイズ、素材を細かく指定できるオーダーメイドの本棚のことです。
リビングの壁一面に造り付け本棚を設置する費用は、50万円~100万円が相場となります。
造り付け本棚のメリット
造り付け本棚はオーダーメイドで一から作るため、高さや幅などの寸法を細かく指定でき、どんな部屋にも合わせることができます。色や素材などのデザインも自分好みのものを選ぶことができるため、インテリアとして「魅せる本棚」にもなります。
さらに、造り付けするときには耐震補強ができるため、万が一の地震にも対応できます。
サイズ、デザイン、耐震性と本棚にとくに強いこだわりを持つ方は、造り付けがおすすめです。
造り付け本棚のデメリット
造り付け本棚は完全オーダーメイドとなるため、寸法や素材にこだわることができる反面、費用が高くなるというデメリットがあります。
さらに、設置箇所の現地調査から施工会社との打ち合わせ、注文通りの本棚を作る工程など、完成までに時間がかかることもデメリットと言えるでしょう。
構造を複雑にすると撤去が難しくなることも考慮しなければならない要素です。
リビングをビルトイン本棚にリノベーション
ビルトイン本棚とは、壁一面に本棚を埋め込むタイプの本棚で、既存のメーカー商品を寸法に合わせてオーダーします。
リビングの壁一面にビルトイン本棚を設置するリノベーションの費用は、25万円~50万円が相場となります。
ビルトイン本棚のメリット
ビルトイン本棚は、完全オーダーメイドの造り付けタイプに比べてコストを抑えることができます。
インテリアメーカーやホームファッションメーカーなど、さまざまなメーカーが開発・デザインした本棚が販売されているため、お部屋の寸法や雰囲気に合わせた素材・色の本棚を選びましょう。
ビルトイン本棚のデメリット
壁に埋め込むタイプの本棚ですので、かんたんに撤去することができず、元の壁に戻すことが難しいというデメリットがあります。
また、本棚はゴミや汚れが目立ちやすいため、こまめな掃除が必要です。
まとめ
本好きの方におすすめの「造り付け本棚」と「ビルトイン本棚」について解説しました。
リビングに壁付きの本棚を設置するときは、本棚のリフォーム実績が豊富な業者に相談しましょう。
複数の業者に見積もりを依頼して、リフォーム費用やプランを比較検討すれば、より理想に近い本棚を設置することができるでしょう。