ルーフバルコニーとは?メリット・デメリットや活用方法を解説

2021.2.17

ルーフバルコニーとは、住宅やマンションの下階の屋根部分(ルーフ)に作られたバルコニーのことです。今回はルーフバルコニー付きの戸建やマンションに住むことのメリット・デメリット、ルーフバルコニーの活用方法について解説します。

ルーフバルコニーはガーデニングや家庭菜園を楽しんだり、友人を招いてホームパーティーを開いたりと、アイデア次第でさまざまな活用方法があります。

今回はルーフバルコニー付きの戸建やマンションに住むことのメリット・デメリット、ルーフバルコニーの活用方法について解説します。

ルーフバルコニーとは

ルーフバルコニーとは、住宅やマンションの下階の屋根部分(ルーフ)に作られたバルコニーのことです。ルーフテラスやリーフガーデンとも呼ばれています。

屋根は付いておらず、周囲をフェンスで囲まれているという特徴があります。

ルーフバルコニーと似たものにベランダやテラスが挙げられます。

ベランダは屋根が付いていることが条件とされており、テラスは建物の1階部分で、床面が地面より一段高いところに設置されます。

したがって、ルーフバルコニーは2階建て以上の戸建、およびマンションの2階以上でなければ使うことができません。

ルーフバルコニーのメリット

ルーフバルコニーには以下のようなメリットがあります。

眺望と日当たりが良い

ルーフバルコニーには屋根が付いていないため、周囲に日差しを遮るような高い建物がなければ、日当たりが良いというメリットがあります。

小春日和など気持ちの良い日は、ルーフバルコニーでバーベキューやホームパーティーをして過ごすことができるでしょう。

さらに、屋根がないことで空までの眺望が得られ、開放感のある景色を楽しむこともできます。

視覚効果により部屋が広く見える

ルーフバルコニーとつながっている部屋は、室内からの距離感によって生まれる視覚効果で広く見えるという特徴があります。

また、ルーフバルコニーと部屋の床の素材を同じものにすると、より一層部屋が広く見えます。

 

ルーフバルコニーのデメリット

ルーフバルコニーにはメリットがある一方、デメリットもあります。

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雨の日は宝の持ち腐れになりやすい

ルーフバルコニーには雨よけになる屋根がないため、ベランダと違って雨に直接さらされることになります。

雨の日にはルーフバルコニーに洗濯物を干したり、家族団らんを楽しんだりすることは基本的にできません。

さらに、排水口にゴミが溜まりやすく、放っておくと雨漏りの原因となるため、こまめな掃除やメンテナンスが必要です。

マンションの場合は使用料が発生する

マンションに設置されたルーフバルコニーは共有部分という扱いになるため、使用料が発生する場合があります。

ルーフバルコニー付のマンションに引っ越しを検討するときは、使用料がいくらかかるのかを不動産会社に確認しておきましょう。

ルーフバルコニーの活用方法

ルーフバルコニーの活用方法をいくつかご紹介します。

ガーデニングや家庭菜園のスペースとして

ルーフバルコニーは日当たりや風通しが良いため、ガーデニングや家庭菜園のスペースとして活用できます。本格的な畑は作れませんが、プランターや植木鉢を置いて野菜や花を育てることは十分に可能です。

また、ルーフバルコニーとつながっている部屋は見通しが良くなるため、こだわりのガーデニングを室内からも楽しむことができます。

ただし、マンションの場合は共用部分としての細かいルールが設定されていることがあります。引っ越した先のルーフバルコニーでガーデニングや家庭菜園を計画している方は、どのようなルールなのか事前に不動産会社へ確認しておきましょう。

家族団らんのスペースとして

ルーフバルコニーは屋根がないため、ベランダよりも開放感があります。

チェアやハンモック、パラソルなどを設置すれば、ゆっくりくつろげるスペースを作ることができ、天気の良い日は家族で、友人を呼んでバーベキューやホームパーティーなども楽しめるでしょう。

ただし、ルーフバルコニーで火を使う場合は、煙やにおいに注意が必要です。たくさんの人を招く場合は、話し声や騒音などで近隣住民の方の迷惑にならないように気を付けましょう。

マンションのルーフバルコニーの場合も、使用方法について規約を確認しておくことが大切です。

ペットの遊び場として

お庭がないマンションの場合、ルーフバルコニーはペットの遊び場としても活用できます。

周囲をフェンスで囲っているため、外に飛び出す心配がなく、ペットを自由に遊ばせることができるでしょう。

ただし、マンションの規約によってはルーフバルコニーでのペットの放し飼いを禁止している場合があります。使用前は必ずマンションの規約や管理会社に確認しましょう。

風通しの良い洗濯物干しとして

ルーフバルコニーには屋根が付いていないため、日当たりや風通しが良いというメリットがあります。広々としたスペースを活用して、家族の洗濯物を干すことができます。

まとめ

戸建にルーフバルコニーを設置するときや、ルーフバルコニー付きのマンションに住むときには、デメリットについても把握しておきましょう。

とくにマンションの場合は、管理規約によってできること・できないことがあるため、事前に確認しておくことが大切です。

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